TechとPoemeの間

Qiita に書かないエンジニア業の話

2018-01-01から1年間の記事一覧

ざーっと振り返る2018年

みんなが書いているから自分も書く 1月 前職で働いていたのだけど,12月の段階で後輩たちをはじめ,周囲には退職の意向は伝えていたので,ひたすら自分の知っている知識を伝授していた.1月にやったのか12月だったのか覚えていないけど,後輩2人と一緒になっ…

FOLIO を支えるエンジニアリング組織の七転八倒記: 2018年冬

本記事では, FOLIO が2017年から2018年にかけてどのようにエンジニア組織を形成し,課題を抱え,その解決のためにどのようなアプローチを取ってきて,更にその後どのような課題に取り組もうとしているかを紹介しようと思います.

今,個人的に重視しているエンジニアリング組織のためのセオリーをまとめる

株式会社FOLIO にてエンジニアリングマネージャーをやっています.FOLIO では この1年間,プロダクト開発を円滑に進めるための組織を目指し,様々な試行錯誤をしてきました.その中でも,適切なチーム・グループの境界設定やミッションに基づいた組織の構造…

社員数が100人に迫っても社員と社長との距離を保つ「CEO Radio」の取り組み

今年の2月より、FOLIO という会社で働いています。本業はバックエンドシステム開発とかエンジニアリングマネージメントなのですが、それとは別に、「社長による社内向けの音声コンテンツ」の企画及びインタビュアーをやっているので、その話をしようかな、と…

Scala関西Summit 2018 で喋ってきた

来たよーん #scala_ks pic.twitter.com/fgR1lR6Bq1— むらみん (@Mura_Mi) 2018年11月10日 昨年は参加者だったけど、今年はスポンサーセッションを喋る立場になった。去年の記事はこちら↓↓ t-and-p.hatenablog.com 去年の9月に Scala関西Summit 2017 に参加し…

"管理"という言葉の曖昧さ,またはなぜ自分が仕事で "管理" という言葉を嫌うか

仕事をしていると,よく "管理" という言葉に遭遇する.でも,日本語の "管理" という言葉に色んな意味があったり,文脈で "管理" という言葉が指す望ましい行動が違ったりして,辛いなぁと思うことが少なくない.だから自分は,仕事でなるべく "管理" とい…

大規模スクラムにおけるプロダクトの定義

単一のチームでスクラム開発を行う時と比べて,LeSS や Nexus といった Scrum of Scrums,または大規模スクラムを実践する際,「プロダクトは何か」という定義はより重要になります. LeSS の解説書である Large-Scale Scrum: More with LeSS (Addison-Wesle…

スウォーミングとは何か,なぜやるか

スウォーミングとは何か スウォーミング (Swarming) とは,無数の虫が何かの場所や標的に群がって何かを行うことであり,ソフトウェア開発の文脈では,一つのタスクや開発トピックにチームの全員 (全員ではなくても,多人数) で取り組むことを指します. 最…

非スクラムチームに贈る「ふりかえり」の処方箋

非スクラムチームのふりかえりが上手くいかないときのヒントを,スクラムの観点から考えてみた

小さな変化を生み出すときの「エバンジェリスト」の小さな自覚

エバンジェリストな気持ちを大事にしよう,という気持ちについてのポエムです

チームを自己組織化を促進するための「境界」の引き方

チームビルディングをする上で,上手く境界を引きましょうという話.自分の中でもまだ理解が浅い部分があるので,アドバイスもらえると嬉しい.

喜び・情熱・大義 - Regional Scrum Gathering Tokyo 2018 に参加した

Regional Scrum Gathering 2018 に参加してきたので,その振り返り!

「フロー効率」をチームの常識にする - 『This is Lean』の内容をチームメンバーにレクチャーした話

フロー効率性と「This is Lean」 あくまで自分の観測範囲での話ではあるのですが,2017年,ソフトウェアやITシステムの開発プロセス関連に興味がある人たちの間でホットだったキーワードのひとつが「リソース効率性とフロー効率性」だったと思います. 私自…

Good/Bad と 事実/気持ち から始める「ふりかえり」の手引き

日本のソフトウェア開発チームで使われがちな「KPT」の、個人的に思っている短所と、自分たちはどうやっているのか、という話。