TechとPoemeの間

Qiita に書かないエンジニア業の話

自社イベント「Scramble!!」にて FOLIO のプロダクト開発について話しました #folioScramble

FOLIO では不定期で自社イベント「Scramble!」を開催しているのですが、昨日行った「Scramble! #3 FOLIO流 複雑なドメインとの戦い方」にて、「ありふれたもの、未だ見ぬもの: FOLIOプロダクト開発の現場から」というタイトルで 20min の発表を行いました。

タイトルはどう付けたら良いのか迷いに迷って変なものになってしまったのですが、要は「複雑なドメインの取っ掛かりの作り方っていくつかあると思うけど、コモディティであるものとオリジナリティのあるものに分けていい感じにアプローチしようよ」ということです。

後半の『どこにもない「テーマ投資」』のセクションでは、社内のメンバーがコラボレーションしている様子の写真も公開したのですが、こちらの写真は会場限定とさせてください。もし気になる方がいらっしゃったら、ぜひ弊社に遊びに来ていただけると嬉しいです。


およそ40人前後の方に来ていただいたのですが、中には以前証券会社で働いていらっしゃったり、現在進行系で金融系サービスのシステム開発に携わっている方もいらっしゃいました。

私のセッションでは、「すでに体系化された業界標準は正しく理解して実装する」「自分たちが作り出すオリジナリティは広い視野でコラボレーションしながら取り組む」という話をしたのですが、セッション終了後の懇親会では、この2つの見境をつけるのが難しいケースもあるよね、という話があり、興味深かったです。FOLIO のテーマ投資はわかりやすい独自性があるからこそ、この2つをそれぞれ意識することが出来るのかもしれません。


今回の Scramble は、テーマが「ドメインとの戦い方」と決まると同時に、「主軸は最近注目を浴び始めた Event Storming にしよう」という流れがありました。最近の FOLIOシステム開発は、プロダクトをそのものをチームと、プロダクトを横断した「基盤」を取り扱うチームに大きく分かれています。Event Storming について発表した奥田 (id:yoskhdia) や横田 (id:ihcomega) は顧客基盤という基盤系のチームに属しているので、もう1セッション、プロダクトチームの事例紹介をすることで聴衆の方々に FOLIO の取り組みを幅広く知っていただくことができたらな、というのが今回のイベントの全体像でした。

セッション数の観点で Event Storming の間に挟まって自分のトークが浮いてしまうのではないかと心配もしていたのですが、蓋を開けると「いろんな立場の人で協力する」「新しい知識を作り出す」「知識の分散化に立ち向かう」など、共通して言及する問題意識も多く、1時間半にも満たないあっという間ではありましたが、FOLIO の今がリアルに伝わる会だったのではないかと思います。


そんな FOLIO では一緒に働く仲間を募集しております。また、Scramble には参加できなかったけどもっと詳しい話を聞きたい!という方もぜひ遊びに来てください。

hrmos.co

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