TechとPoemeの間

Qiita に書かないエンジニア業の話

今更、エンジニアリングマネジメントについて一人で話すPodcastを始めた

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「エンジニアリング・マネジメント」という言葉がバズったのは2018年の下半期だったと思う。エンジニアリング組織論への招待エンジニアのためのマネジメントキャリアパス という本が出版され、Engineering Manager Advent Calendarvol.2 まで行った。Engineering Manager Meetup というコミュニティが立ち上がり、そのコミュニティ発信で em.fm という Podcast が生まれた。

そんな世の中から3年経ち、ひとり語りで EM の仕事について話す Podcast を今更始めてもバズったりはしないだろう。バズりたくてやっているわけではないので別に問題はないと思っている。じゃぁなんでやろうと思ったのか?思いつく限り並べてみる。

  • 仕事でエンジニアリングマネジメントに集中するようになった。仕事で必要な考え方やセオリー、スタンスについてしっかりまとめる習慣が欲しくなった
  • 去年から「継続して何かしらアウトプットをする」ということを決めて 毎週 note.com に文章を書いていた。3ヶ月続いたんだけど、2つの理由で止めてしまった。1つは想定外のコロナ禍で外出や休日のレジャーがめっきり減って話題を供給し続けられなくなったこと。加えて、そして文章は無限に推敲に時間をかけることができてしまったこと。文章力が無いので一発で納得できる文章に仕上げることが出来ず、あーでもないこーでもないとやる時間がどんどん増えていってしまった。こだわるほどにコスパが悪かったがそのトレンドを止められなかった。
  • なので、継続的なアウトプットをしたい、仕事の話をちゃんとまとめたい、でも編集時間はあまり取りたくない、となったときに Podcast で音声撮って出しをするのは悪くないかな、と思った。
  • ちょうど息子の保育園が始まって、ちょっと遠いところになったので歩いている時間がもったいないな、と思っていた。Podcast は 30min や 1h のプログラムも多いが、撮って出しなのもあるし、そんな構成力もないので 10min 程度で終わるものを継続して出すので良いな、と思った。

話してて構成が気に入らないな、と思えば棄てて次の日に再レコーディングすればいいし、気楽な気持ちでやっている。本当はもうちょっと良いマイクを用意して防風とかしたいんだけど、Anchor を見てると2000年前半のホームページかってくらい物哀しい再生数なので、もうちょっと聴衆がついたな、という数字が出たら購入しようと思う。